やまねこパトロール
西表島と言えばイリオモテヤマネコ。
観光に訪れるお客さんが一度は見てみたい生き物ナンバーワン。
僕は過去に何度か見たことがあるが、島に住んでいてもなかなか見られない。
以前、みのもんたさんが司会で「どうぶつ奇想天外」という番組があったが、そのロケスタッフが本気で2ヶ月ほど撮影に張り付いたが、画像に収めることはおろか一度も見れずに帰っていった。
しかしながら毎年のように年に何回かイリオモテヤマネコは輪禍にあう。
島にも100頭ほどと言われる絶滅危惧種なだけに何とか保護したいものである。
島では環境省と地域のボランティアスタッフで、年に何回か期間を決めてパトロールを行っている。
今回、縁あってそれに参加させた頂くことができた。
ヤマネコの活動時間に合わせ島内を、時速20~30キロでパトロールする。
途中、生息動物や通行車両の速度調査、交通量などを記録しながら、様々な生き物を観察する。ハズだったのだが、あいにくこの日は前日からの気温低下が激しく生き物の気配がない。
カエルの鳴き声がところどころこだまするのだが、この日出会えた生き物は、オカガニとアオガエル。
充実の機材を駆使して様々な生き物を観察したかったのだが、自然が相手。仕方がないのである。
道中、襲われる眠気と戦いながら3時間のパトロールを行った。
張り切って一緒に出掛けた次男は後部座席でぐっすり眠っている。
しかし、生物の活動が少ないこんな日でさえも犠牲になった生き物がいた。
シロハラクイナ。
西表島ではよく見られる生き物で道路を横断する際に被害にあうことが多い。
シロハラクイナは道路脇の藪に入ったかと見せかけフェイントをかけ再び飛び出してくる。
皆さんも車の運転の際は十分ご注意ください。
普段は気にしていなかったのだが、様々なヤマネコ注意の看板が随所に掲示されていた。
こうした地道な活動が生き物たちを守っていくんだと改めて感じた、とーちゃんでした。
